2018年9月7日金曜日

Porsche 911 CDI その2


壊れる原因を追求し、耐久性向上、性能アップ・・・・

そんな、中で色々な問題が出てきました。
CDIの性能を上げたことから、
コードやコイルも見直さなければ
なりません。







純正タイプのボッシュをはじめ、ワコー、MSD、など4種類のコイルでテストしました。

600回転から8000回転想定
〇純正タイプ ボッシュ(0 221 119 027)
ミスするとCDIとケンカ状態になり、電源部に負荷がかかります。
CDI自体の性能を上げると、このコイルは使えません。
〇ボッシュ (0 221 119 030)
 高回転になると、少しミスが出だしますが
問題ない範囲だと思います。
〇WAKOコイル(シルバー)
放電が長いのが特徴で、高回転は
二つ目のボッシュと同じような感じ。
しかし、シルバーは単体での販売が中止に成っています。
〇MSD 閉磁型
30000回転想定でも全くミスがありません。
凄い!

純正タイプのボッシュには、ちょっとガッカリ・・・
絶縁も良くないようで、CDI自体の性能を上げると、このコイルは使えません。
ワコーとボッシュの容量の大きいタイプは同じような感じ・・・
性能だけなら、MSDという結果でした。

さてここからが問題・・・


車とのマッチング
(実車で感じる性能差・・・?)
見た目も大事でしょう・・・!
コードやコイルとのマッチングも大事。

性能的にメリットが無ければ
余分な部品を変えずに、CDIだけで
安定した性能が復活して、尚且つ耐久性が上がるほうが、実用的です。

最終的に実車での比較試験では、純正タイプのボッシュを除き
MSDとBOSCHの赤、2種類で行いました。


つづく・・・