2008年8月28日木曜日

3.8RSR/3.8Gr-B エンジン

最近の空冷、RSやレーシングモデルの人気は、異常ですね!

Gr-B1.JPG
 


ヨーロッパやアメリカへの流出も多く、希少モデルは


日本に少なくなってきています。


上の写真は、964の初期に作られた、RSRの前身にあたる



 Gr-Bエンジンです。285hp~315hpぐらいまで、いろいろな仕様が


あったと思います。



Gr-B3.JPGボアが広げられ、ヘッド周り、カムシャフト、吸気系、排気系に


ポルシェファクトリーのチューニングが施されています。


下の写真は、993RSRほぼ末期の3.8RSRエンジンです。


この頃になると、ポルシェファクトリーではなく、各チューナー


がチューニングしています。


この2つのエンジンの一番大きな違いは、吸気系でRSRが

 


6連スロットルなのに対しGr-Bは、シングル。

RSR2.jpg
 




形状は、異なりますが、共鳴を利用したマニホールドを使っているの


は同じです。


この2つを比べると、Gr-Bはどちらかというとトルク型、


RSRは回転型になると思います。


RSRは、きっちり引っ張って走ってやらないと


本来の性能を発揮しないエンジンでした。



RSR5.jpgのサムネール画像

Gr-Bは、中回転域がよく、シフトアップしてつながった


あたりに力がありました。


空冷のレーシングエンジンには、独特な音や周波数があって


ドラマチックな回り方していて、楽しかった。


もうなかなか乗れないのかな・・・・・・・?


なんて思いながら、懐かしいんで、アップしてみました。


 



 



 



 


 





 


 


 



 


 



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