2011年4月29日金曜日

ホイールボルト


ちか頃、反省することがやたら多い・・・。
ホイールの緩み・・・・
こんな事は、有ってはいけないこと・・・・。
乗る側からすると・・・絶対に許せない事。
間違いない!

うちで、整備した車から出てしまった・・・情けない、申し訳ない・・・悲しい・・・。
だけど、現実として起こってしまった事。

入庫整備した車両は、100%トルクレンチをかけて出す。
これも、間違いない。忘れたわけではない。
だけど、緩んだ・・・・。

公道では問題なかったが、サーキットで緩いんでしまった。

そうなる要素は、いくつかはある。
今回の場合のように、社外のロングボルトを使う場合、サーキットでは熱で伸びて緩みが出やすい。
しかし、これも経験積みで、そうならないようなボルトを使っていたはず・・・。
純正で緩む事は、まづ無い。

可能性があるから、対策していたはずなのに・・・・このあリ様は・・・残念としか言いようがない。



組み替えたのだから、注意深くボルトやホイールを見れば何かしら兆候は発見できたかもしれない。

そういった、見切りや注意、対策がサーキットなどを走る車のメンテナンスに求められる技術だと思う。メカニックにも僕の考えは伝わっていると思うし、そう心がけてやっていると信じている。
しかし、今回の結果は、重く受け止めなければならないこと。
幸いにも、事故や車両の破損はなかったが、ご迷惑をかけた事には違いないし、信頼を損ねても仕方がないことだと思う。

昔こんなやり取りがあった。
NOVAで走っていた頃、新入りのメカニックはいつも、ホイールを洗わされていた。ある時、森脇さんがホイールを洗っている新入りに”お前何考えて洗ってるの・・?”って聞くと、
新入りは、”汚れが残ってないか・・・注意して洗ってます・・・って”それを聞いて、バカ!”クラックや何か異常の形跡はないか・・・見て洗うんだろ”って・・。

すべての答えは、そこに有るように思います。

最近の車は、トラブルも少なく昔のようにピリピリして走らすことは無くなってきています。
そのへんも、間接的な原因。
気を引き締めて、期待に応えられるような仕事をしないと・・・・。
プロは、期待にこたえて初めてプロですから・・・。

もう一度、一からやり直して行こうと思います。

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