2018年7月12日木曜日

Porsche 911 CDI


一度は、遣ってくる悪夢!
ナローのCDIが壊れた!
現在、新品の供給はなくリビルト対応だけに
成ってしまっています。
価格は、PJで20万ぐらいしているようです。
以前、国内の業者がリビルトしたものを購入しましたが、
これも寿命が短かった・・・。

これが無いと、動かないし・・・
だと言って見た目が変わるのも、ナローらしくない・・
と思うのは、僕だけではないと思います。

何とかこの箱の中に収めて、純正新品同等以上!
のものが作れないかと専門家にお願いして、試作を繰り返して
1年以上が経過しました。
現在の技術を使えば、簡単に解決しそうなこの問題。
しかしなかなか、奥が深い!
1993年の964Turbo3.6まで同じ回路、同じ部品を使っているところ
1960年代にこれを開発したことは、凄いことだと思います。
ポイント点火やフルトラとは比較にならないぐらい良い状態で
点火するんですから・・・。
ちょっと大げさですが、当時としては軍事レベルの部品が使われていたり
現在同等の部品を入手するにも、同じような部品の数十倍の
値段になってしまうものがあったり・・。
現在簡単に手に入る部品では、耐久性に問題があったり・・・と・・・
いろいろな事が分かりながら、何とか完成に近づきました。

あとは、コイルとのマッチングと実走テストをして
完成予定です。
火花がよくらるだけでは、どう変わるかわかりませんが
ベンチ上では、かなり良い結果が出ています。

またご報告します・・・・つづく・・・