1988 911Carrera 3.2 ”WTL” Cabriolet が入ってきました。
911Carrera 3.2 WTLとは・・・・
911Carrera3.2にコード”M491”のオプションが加えられたもの、それがワークスターボルック(WTL)と一般的に呼ばれているモデルです。
内容は、930ターボの幅広フレアーフェンダーとリアウイング、アップグレードされたサスペンションとターボ用トレーリングアーム、ターボ用ブレーキとワイドホイールを標準で装備しています。オプションでリアウイングを外すこともでき、この車は、出荷時同様にリアウイングとリアエンブレムがついていない仕様です。
当初(1986年まで)のモデルは、ナローボディーにフレアを溶接して取り付けられていたリアフェンダーもこのモデルでは、ターボ同様にワンピースのプレスクオーターフェンダーで製造されています。
WTLパッケージは、単にデザインパッケージと思われがちですが、実はそれ以上の違いが有ります。
サスペンションの変更部品は、アームやスタビライザーのセッティングにも及び特にタルガやカブリオレのようなオープンボディーでボディーで剛性感の上がった乗り心地をより体感できます。
917譲りのターボブレーキは、ポルシェのブレーキ性能を世に知らしめた名器です。
そのペダルタッチと制動性能は、ブレーキフェチにはたまらない感触・・・・。
資料によると、1985~1989年に生産された3,640台の中で1,684台がカブリオレです。
エンジン及びトランスミッションは、ドイツ本国の熟練工により完全にリビルトされています。構成部品の殆どが新品もしくは正規工程でリビルトされたものを使用しています。
ジャッキと工具も新品・・。
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